ビオチンと皮膚疾患
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は肌が乾燥して刺激に対して弱くなるため発生している場合と、アレルギー反応でかゆみと皮膚炎が生じる場合がります。アトピー性皮膚炎の症状がかゆくてひっかいてしまうと、二次感染によってびらんや出血を起こし、肌がただれてボロボロになってしまいます。
アトピー性皮膚炎は、肌のバリア機能がすくなく、角質層にある細胞間脂質のセラミドが低下していることも原因として考えられています。アトピー性皮膚炎の人は、セラミド量が健康な人に比べて少なく、肌のバリア機能が弱くて、刺激に反応しやすくなり、かゆみや炎症を引き起こします。
健康な肌であれば、セラミドがたくさんあるので肌のバリア機能が働き肌を守ってくれますが、アトピー性皮膚炎の肌だとセラミドが少なく、有害物質が皮膚から浸入してかゆみや炎症を引き起こして、悪循環を繰り返します。
アトピー性皮膚炎の人にセラミドが少ないのは、遺伝などが関係しているいるとされていますが、ビオチンの分泌も少ないと考えられています。アトピー性皮膚炎の治療で一般的な、ステロイド剤とビオチンは非常に似た働きがあり、肌の炎症を鎮めて、肌の再生を促します。
しかし、ステロイドには、ステロイドリバウンドと言われる、ホルモンの異常が発生することがあり、ステロイドに反応して炎症が酷くなったり、ステロイドをやめると症状が悪化するといった反応が見られます。
ビオチンはビタミンの仲間なので、ステロイドとほぼ同じような働きをするにもかかわらず、副作用は全く起きないというメリットがあり注目されています。