ビオチンと皮膚疾患
掌蹠膿疱症
掌蹠膿疱症とは、手の平や足裏などに小さな水疱や膿が出来てしまう皮膚疾患です。掌蹠膿疱症の発症する原因は、いまだにわかっておらず、金属や細菌に対するアレルギーが関係しているのではないかとされています。
掌蹠膿疱症は、いまのところ難治性の皮膚疾患に分類され、手のひらや足の裏に小さい水包がブツブツと左右対称にできて、水包や膿のできた周囲は赤みを帯びて炎症します。掌蹠膿疱症は、改善と悪化を周期的に繰り返すので、治療に時間がかかり、根気が必要になります。
掌蹠膿疱症になると、皮膚は炎症を繰り返して次第にガサガサになり、角質がかさぶたと一緒にはがれ落ちて乾燥を引き起こします。一度、角質ごと剥がれても、慢性化して再び水包や膿が出来てしまいます。
掌蹠膿疱症は、非常に痒くなり、足の裏に出来る事がおおいので、水虫の症状と間違えて、水虫治療を行うと逆に悪化してしまい、さらに治療が困難になります。掌蹠膿疱症の治療では、日本はステロイドを使用していましたが、アメリカなどではビオチンを使用した治療が主流となっています。
アメリカでの調査で善玉菌が低下してビオチンが不足すると、掌蹠膿疱症になる確率が上がるという報告があり、腸内の善玉菌を増やしつつ、ビオチンを補充して炎症体質を改善していく事が必要)であるとされています。
日本の場合、ステロイドとビオチンは相性が悪く、効果が打ち消されてしまうので、ステロイドで治療している場合は医師に相談してから、ビオチン療法を行いましょう。