ビオチンと他の成分
セラミドとビオチン
セラミドは肌の角質層にある細胞間脂質で、細胞の接着剤として働きます。セラミドが細胞間をしっかりと覆っているので、皮膚内の水分が蒸発して乾燥したり、外部の刺激のほこりや紫外線が皮膚内に到達しないようにしてくれています。
健康な皮膚にはセラミドが大量にあり、肌をしっかりとバリアしてくれていますが、乾燥した肌やビオチンが不足して炎症している肌は、セラミドの量が非常に少なくバリア機能が低下して、肌が刺激されて荒れてしまいます。
特に、アトピー性皮膚炎の人は、もともと肌の中にあるセラミドの量が少なく、外部の刺激に対して弱いとされています。セラミドは加齢によって減少していきますが、気候や環境の変化などもセラミドの減少に関係があります。
ビオチンは脂肪酸代謝を促す補酵素としても働き、老化などで失われたセラミドの生合成を促す効果があります。
セラミドの合成は、酵素の働きで行われるが、このセラミドの合成に関係する酵素の活性を活発にしているのはビオチンで、ビオチンが不足すると、この酵素の活性が低下してしまい、セラミドの合成の働きも低下して、肌のセラミドが不足してしまいます。
肌のバリアを行うセラミドを増やすには、ビオチンだけでなく、ビタミンCなどの他のビタミンも必用になります。ビタミンが不足すると、セラミドが作れなくなってしまうので、ビタミンが不足しないように、食事など意識して摂取することが重要です。